2009年9月16日

スズメバチの名前の由来

「スズメバチ」の名は、その大きさが「雀ほどもある」または「巣の模様が雀の模様に似ている」ことに由来する。また、地方により「くまんばち」(熊蜂。クマバチは別種)や「かめばち」(巣の形より)などの名がある。

スズメバチに対する「くまんばち」の呼称は全国的にみられるが、これはむしろ大型ハチ類の総称とみなすべきである。ロシアの作曲家リムスキー=コルサコフの作品に『くまばち(くまんばち)は飛ぶ』という名曲があるが、ここでの「くまんばち」は、ヨーロッパで農作物の受粉を仲介するハチとして親しまれているハナバチの一種、マルハナバチを指すものである。

英語の「ホーネット」(hornet) や「ワスプ」 (wasp)、ラテン語由来の「ベスパ」(vespa) 、スペイン語の「アビスパ」(Jリーグのアビスパ福岡で使用されている)(avispa) などはスズメバチを意味する語である。wasp や avispa は、より広義に攻撃的な狩りをするハチ類を指す語であり、いずれもラテン語の vespa から来たものと考えられる。

成虫の餌は、主として終齢幼虫の巨大に発達した唾液腺から分泌される栄養液であり、幼虫がミルクを出して成虫を養っているとみなすこともできる。この栄養液の不足分や終齢幼虫がまだ育っていない時期には糖質を多く含む花蜜、樹液などを摂取している。また、秋には担子菌類のキノコの一種であるシラタマタケの子実体内部の胞子を含んだ液化部分(グレバ)を好んで摂取する。これは終齢幼虫減少期の成虫の重要な餌となっていると同時に、シラタマタケにとっては胞子分散にも寄与することから共生関係を持っていると考えられている。

幼虫の餌は種類により違いはあるが、基本的には他の昆虫類であり、成虫が捕獲した昆虫などの小動物や、場合によっては新鮮な脊椎動物の死体から筋肉の多い部分を切り取って噛み砕き、肉団子にして与えることが多い。ただし後述するように、アシナガバチの蛹・幼虫専食のヒメスズメバチでは肉団子ではなく、獲物を噛み砕いて体液を嗉嚢(そのう)に溜め、それを幼虫に与える。

天敵は捕食者として野鳥、クマ、ムシヒキアブ、ヒトなど、寄生者として菌類、線虫などである。生活史を通してみると、捕食寄生者が多い昆虫には珍しい真の寄生虫であるネジレバネ等がある。幼虫の捕食寄生者としてはカギバラバチ科のハチやオオハナノミ科の甲虫が知られる。

スズメバチ類の巣にはしばしばベッコウハナアブ類の幼虫が寄生し、営巣盛期には排泄物や巣の下部に廃棄された成虫や幼虫の死体を摂食している。これが、晩秋の巣の衰退期になると巣の上部に侵入し、生きた幼虫をも捕食し成長する。また、朽木の中に越冬室を掘って冬眠中の新女王蜂は、しばしばコメツキムシ科の甲虫の幼虫によって捕食される。

鷹の一種であるハチクマは、スズメバチの巣を攻撃し、巣盤を持ち帰り、幼虫と蛹を雛鳥の餌としている。ハチクマの攻撃を受けたスズメバチは、蜘蛛の子を散らすように逃げ惑い、毒針を用いた防御行動を起こさないという(ハチクマの体毛越しには針が届かず、攻撃が効かない)。

ヒトは、スズメバチを巣ごと駆除したり、食用として幼虫や蛹を採集する。クマは巣を破壊し、中の幼虫や蛹を食い荒らす。

また、おなじスズメバチ類の中でも捕食・被食の関係がある。オオスズメバチは生殖個体である雄蜂や、養育期には他のスズメバチの巣を頻繁に攻撃する。また、チャイロスズメバチはキイロスズメバチ等の初期段階のコロニーを襲撃して乗っ取る社会寄生を行う。

『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

スズメバチは日本で最も危険な野生動物と言われ大変危険ですね。

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